ロシアンライカ Zorki-4 × Jupiter-8

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ネタが無い時はカメラネタ!(意外と検索に引っかかるし)

こんばんわ。午前0時のナイトフライヤー、ジェットトシノブです。

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以前も触れましたが、昔はカメラの転売でお小遣いを稼いでいました。主な仕入れ先はウクライナです。ロシアンカメラを個人輸入しておりました。

今回はその名残で4年ぶりくらいに手元へ帰ってきたZorki(ゾルキ)-4のお話。

Zorkiシリーズは元々、ドイツのライカコピーから始まりました。いわゆるバルナック型のライカのコピーです。

当時(1930年代~)カメラは軍需物資で、戦場には欠かせないものでした。

そこで当時のソビエトは敵国ドイツのカメラ(ライカ)をコピーして自国で生産したのです。ソビエトとドイツは国家のシステムもまるで違う別世界。特許なんて知った所じゃありません。出来上がったカメラは、まるでライカそっくりでした。

もちろん製品の精度は、ドイツマイスターが作るライカとは比べ物にならないものです。手に持った瞬間に「ああ偽物だ」とわかります。しかしそれでも撮れればオッケーなのでソビエトお得意「複数の工場による超大量生産」を行います。設計も工場ごとにバリエーションがありますがここでは割愛。

結果、世界に溢れるほどのZorkiシリーズが生産され、戦争終了後も独自の改良され続け本家ライカとは別の進化の道を辿る事となりました。

そんな「カメラ界のガラパゴス諸島」ロシアンカメラは実に愛おしい。作りの悪ささえ愛すべきカメラなのです。しかし、レンズはさすが軍事用のJupiter-8。ライカに負けてません。

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コントラストが低いですが、そこがオールドレンズらしいと思います。

シャープなので見辛いと思う事はありません。室内で撮ると更にいいです。

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ちなみにZorki-4で撮る時はコシナ=フォクトレンダー製のVCメーターIIという露出計を装着しています。まあ晴天時に外で撮る分にはあまり必要を感じませんけれど、付けた方が若干カッコいい気がするので。

色も、ライカのキラキラしたメッキよりZorki-4の質の悪いざらざらメッキの方が近いのでちょうどいいです。

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Minolta CLE と Leica M7 の話

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つい先日、縁があって(ヤフオクの操作ミスで)ミノルタCLEを手に入れました!

というのも常日頃にLeica M7を持ち歩くのは、気持ち的にも重さ的にも文字通り重荷だったのです。もし落として傷がついたらかなりショックだし、バッグに入れるとマジで重い。

こんなはずじゃなかった。

もっと気軽にスナップしたい為にM3ではなくM7を選んだのに・・・。

「小型軽量、それなりに安価で、ライカマウントのカメラがあればもっと撮影枚数も増えるかも。いや、そういうカメラが無いとスナップ写真は撮れない!手に入れなくては!」

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そんな経緯で今回はミノルタCLEのお話。

ミノルタCLEの前身はライツ・ミノルタCLという、ミノルタとライツ社との技術提携で生まれたライカMシリーズの廉価版カメラです。

廉価版とはいえそこはライツ社の名を冠したカメラ。内容はまさにライカM5の縮小版という高級カメラです。そのライツ・ミノルタCLの後継機種としてミノルタCLEは設計されました。

されました、が・・・

ライツ社の販売するライカMシリーズよりもハイテクなAE機能を搭載していたのです。

上位機種Mシリーズよりも高機能な下位機種など、本家ライツ社がその存在を認めるわけもありません。結局CLEはライツ・ミノルタのダブルネームも許可されず、ミノルタ単独で1981年に販売される事となりました。

その後、ライツ社は幾度の倒産の危機を迎え、オーナーも変わりライカカメラAGと社名も変え、時は21世紀。Leica M7でやっと機能的にCLEに追いつきます。

その間、20年以上。世界は既にデジタルカメラの天下でした。

日本の技術恐るべし。というか、ライカのんびりし過ぎです。


そんな事はさておき、ヤフオクの操作ミスとはいえわが家にやってきたミノルタCLEです。

小さいくせになかなかの存在感。外装がプラスチック製という事を除けばなかなかカッコいいですね。正面の赤ランプは正直ダサいですが、当時のトレンドだったのでしょう。

さて、さっそくM7に装着しているズミクロン35mm(3rd)CLEに装着s

・・・あれ?

装着はできるけど、ピントリングが回らない。いや、力一杯回せばなんとか回るけど、絶対なんかおかしい。

不安を覚えたのでいったんレンズを外してマウント周辺を観察してみました。

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あ、傷がついてる。

レンズとカメラ内部が干渉しているようです。傷は無理に回した時についたっぽい。通りで動かないわけだーあっはっはっは・・・

ちっきしょおおおおおおおお!!!!!!!!!!1111ぬ

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昔の人は写真が上手でした

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さて今回は写真ネタでも一つ。

最近アルバム整理を母に頼まれて、40~50年前の写真を夜な夜なスキャニングする毎日ですが、昔の写真は凄くいいですね。

為替レートのせいでもあるでしょうが、昔はカメラもフィルムも凄く高価で、ニコンで車一台、ライカで家一軒の価値がありました。フィルムだって今より10倍以上のコストがかかった事でしょう。

一枚一枚に魂のこもり方が違います。1ショット・1キル!の凄みがありますね。

「俺はひとたびカメラを持ったらスナイパー、ヘッドショット率100%だぜ」

くらいの勢いです。

かつて写真を撮るという行為は、写真術という技術だったのです。

そんなこんなで、誰が撮ったかも使用したカメラもさっぱり不明ですが載せてみます。

うーん・・・本当に素晴らしい。「味がある」なんて安い言葉では片付けちゃいけない凄みですね。

基本的に松尾鉱山で撮られたものだと思います。天上の楽園。

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モノクロだと上手に見えるってのもありますが、やっぱりうまいです。

精進しなくっちゃー。

ちなみにスキャナはEPSONのGT-X970で撮ってます。

フィルムを直接スキャニングする為に買いましたが、普通の反射原稿スキャンでもいい感じに撮れます。スキャナもカメラと同じ光学機器なのだと思い知らされます。

GT-X970の取り込みソフトにはDigital ICE Technologiesというごみ取り機能が搭載されてますが、こいつがまたいい仕事してくれるので昔の写真もシャープに復活してくれるのです。

特に1枚目の画像なんかは、元写真が斜めに裂けていたのですがうまく修正されています。

基本的にPhotoshop修正はしていません。

難点は、Digital ICEを使用すると取り込み速度が普段の3倍くらいかかる点です。GT-X970は35mmフィルムを24枚一気にスキャンできますが、Digital ICEをONにするとマジで一晩かかります。

そこもまた機械の性能を使い切ってる感がしていい感じなんですよね。

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